「テニスの王子様」感想


ガラスの仮面につづいて、テニスの王子様も20年ぶりくらいに再読。
こちらもLINEマンガで37巻まで無料で読めた。
本当にありがたい。

連載当時ジャンプを買っていたので毎週読んでいたけど、久しぶりに読んだらこんなにぶっ飛んだ内容だったっけ!?と思ってしまった。
インパクトのあるキャラが多すぎて、キャラクターばっかり印象に残って肝心の話の内容を全然覚えてなかった・・・!

あらためて読むと本当にぶっ飛んだ内容で、もはやテニスじゃないやんというツッコミをするのが無粋に思えてくるほど。
最初の頃は狙って相手に球をぶつけるなんてサイテー!(切原)とか思って読んでたのに、読み進めていくとわざと相手を狙って球を当てることに何も感じなくなる。
感覚が麻痺してきて、相手に球をぶつけるのも技の一環としてごく自然なこととして読めてしまう。
それどころか、1人が2人に分身したり、ダブルスのパートナー同士で変装して入れ替わったり、球を打ち返す反動でコート外まで吹っ飛ばされたり。
そういや、これテニスの試合なんよね?ってふとしたときに再確認しながら読むという。
吹っ飛ばされてフェンスにめり込んだり、血まみれでコートに立ってたり、並のギャグマンガより面白い。
全国大会でタカさんがコート外どころか観客席のアリーナ上部まで吹っ飛んだのはほんとに笑った。笑
しかもそこからコートまでのまぁまぁ長距離を地道に歩いて戻るのがシュールすぎて。笑
新テニスの王子様の方だと、勢いのある球がネットにかすってネットからぼうっと炎が燃え広がるというまさかの展開もあってほんとに楽しめる。
テニスじゃなく「テニヌ」というひとつのジャンルを確立した許斐ワールド全開のこの作品、あらためて読んでもめちゃくちゃ面白いしおすすめです。





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