「ガラスの仮面」感想


LINEマンガで無料で読めたので、25年ぶり(!)にガラスの仮面を再読。
なんと43巻まで無料で読めてしまった・・・!
ありがたい。

25年前の小学生だった頃に読んだきりなのだが、当時で40巻ほどまで発売されていて、それから25年たった今もまだ40巻代で止まっている。。
ちなみに49巻まで刊行されているらしい。
果たして完結まで読めるのか。
というか美内先生は何歳なんだろう?
と思って調べたら72歳とのこと。
検索欄に「美内すずえ」と入れたら1番上に「美内すずえ 年齢」と予測が出てきて笑ってしまった。
みんな調べてる。笑

確か紅天女を目指す話だったよなぁ〜くらいのふわっとした記憶で読みはじめたが、久しぶりに読んだらこれがかなり面白い!
大人になってから読んだ方が面白い。
1970年代に連載が始まった作品なのに今読んでも面白いなんてすごい。名作だわ。

当時は紫のバラの人=速水さんの魅力がわからなかったが、今ようやくわかった。
当時は年齢も近いしマヤちゃん桜小路くんにしとけばいいのに〜とか思ってたが、今となってはぜひマヤと速水さんにくっついてほしい。
桜小路くんも一途でいい人には違いないが、なんか違う。
マヤにイルカのネックレスをプレゼントした場面とか、イルカのネックレスがダサすぎて笑ってしまった。
物語当初は中学生だったマヤも高校を卒業しておそらく二十歳前後の年齢になってるのに、そのデザインのネックレスはないでしょ。
速水さん紫織さん達上流階級も利用する高級レストラン?のシーンとか、このイルカのネックレスがあまりにも場違いすぎて本当に笑ってしまった。笑
インパクトありすぎて、43巻まで読んで「桜小路くん=ダサいイルカのネックレス」のイメージしか残ってない。笑

あと当時はライバル役の亜弓さんは恵まれた天才美少女のイメージだったけど、実は本当の天才はマヤの方で亜弓さんは努力の人だったんだとわかった。
もちろん亜弓さん自身生まれ持った美貌と演技の素質があり恵まれた家庭環境で十分すぎるほどの天才なんだけど、その恵まれた環境に甘えず陰でものすごい努力を重ねる人だった。
亜弓さんが小さい頃から積み重ねてきた鍛錬をもってしてなせることを、演劇歴の短いマヤは息をするように自然とこなしてしまう。
そんな部分を見ると姫川亜弓という人を応援したい気持ちになる。
もちろん主人公であるマヤには紅天女になってほしいが、努力の人亜弓さんにも報われてほしい。
どんな結末になるのかわからないが、とにかく美内先生にはなんとか物語を完結させてほしいなと願います。




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